クルンシィ 帰国準備ガイド

クルンシィ 帰国準備ガイド

By krungsri-jp
日本への帰国がお決まりになると、あらゆる準備が忙しくなりますね。銀行口座に関しても、口座に貯まった資金をどうするか、タイの口座を残したまま帰国できるかなど不安に感じられると思います。
今回は、帰国前の必要手続きや注意点などをご案内します。銀行に関することはまとめて整理して、残った時間をぜひ有意義なタイ生活ラストスパートにお使いください。
 

1.口座を解約する場合

帰国時は、原則解約をご案内しています。銀行取引には来店が必要な手続きもあり、タイ国外からの口座管理にはご不便が生じる可能性があるためです。タイの口座で帰国後に支払い/受け取りが必要な場合を除き、帰国前に口座解約をお願いします。

口座残高を日本のご本人名義口座などへ外国送金をしたうえで、支店で口座解約手続きを行います。クレジットカード、プロンプトペイ、インターネットバンキングなどの付随サービスも忘れずに解約してください。
 

<送金方法>

アユタヤ銀行(クルンシィ)では、支店窓口の他、クルンシィモバイルアプリ(KMA)やクルンシィオンライン(KOL)でも外国送金ができます。

KMAでの外国送金手順は、こちらのリンクからご確認いただけます。
外国送金の手順 

支店でお手続きの場合、以下の必要書類をお持ちください。
 ・ご本人のパスポート
 ・お通帳
 ・送金する金額の原資が確認できる書類
  (例)給与明細書、年収の記載された雇用証明書
 ・送金先の口座が分かる書類*
  *異名義の口座に送金する場合、送金先を証明する書類を別途ご持参ください。
  (例)保険料の支払い請求書、学費の請求書

日本円を送金する場合の送金手数料は、以下の通りです。

送金通貨により手数料が異なりますので、詳しくはコールセンターまたは支店へお問い合わせください。
海外向け仕向け送金手数料(当行から海外に送金をする場合の手数料です)
SWIFT手数料 支店 500バーツ
KMA/KOL 350バーツ
外国送金手数料 送金金額の0.05%(最低5,000円相当額)
※支払銀行の手数料を受取人負担とする場合、送金時にSWIFT手数料のみお支払いいただきます。
なお、送金の限度額ですが、支店の場合は限度額がございません。
KMA/KOLでお手続きいただく場合、以下の限度額がございます。
 1回:20,000米ドル相当額
 1日:50,000米ドル相当額

<解約手続き>

口座解約手続きのため、ご来店ください。クルンシィでは、原則口座を開設された支店へのご来店をお願いしています。口座開設支店以外でお手続きをいただく場合、以下にご注意ください。
・口座開設支店の営業時間内にお手続きを行う必要があります。
・口座開設支店での解約手続きに比べて、お手続き時間が長く掛かることがあります。

KMA/KOLとプロンプトペイの解約も支店で同時にできますので、スタッフにお伝えください。全ての口座の解約後も、システム上にユーザー登録が残ります。同携帯番号の使用者さまに支障が出てしまいますので、忘れずに解約してください。KOLユーザー情報に限り、口座解約後もSetting → Cancel user メニューから解約いただけます。

クレジットカードの解約は、各カードのコールセンターへご連絡が必要です。ご利用残高がなければ、即時解約いただけます。残金がある場合、コールセンターが金額をお伝えします。お支払い後に解約が可能です。

2.口座を維持する場合

口座を残したまま帰国する必要がある場合、タイ国外からの口座管理には不都合が生じる可能性があります。帰国前にご準備いただく手続きや注意点をご理解のうえ、一度支店にご来店ください。

当行コールセンターには、海外在住のお客さまから出金方法に関するお問い合わせを多数いただいています。その際、事前のご準備が整っていない場合はあいにく来店必須となることがあります。以下にご案内の通り、ATM(デビット) カードとデジタルバンキングの両方をご準備いただくことをおすすめします。
 
  • a. ATM(デビット)カードの有効期限を確認

    クルンシィのATM(デビット)カードは、海外のATMから現金を引き出すことができます。出金方法の1つとして発行しておきましょう。

    カードの有効期限は最長5年間となります。次にタイに戻るまで期限が切れることがないよう、お手元のカードが期限間近の場合は再発行をおすすめします。

    また、カードのPINコードは忘れないようご注意ください。PINコードを複数回間違えるとカードがロックされ、ご利用いただけなくなります。PINコード相違によるカードロックは、支店窓口またはKMAで解除が可能です。
  • b. デジタルバンキングKMA/KOLを登録

  • デジタルバンキングでは外国送金取引が可能で、ATM(デビット)カードに加えたもう1つの出金方法としてもご利用いただけます。

    デジタルバンキングの登録には本人確認が必要となるため、支店窓口で承ります。

    携帯電話の機種変更時、セキュリティ対策のためKMAにログインできなくなる場合がありますので、事前にKOLのユーザー登録もお申し込みください。デジタルバンキングは帰国後の新規登録ができません。出国前にぜひご来店ください。
  • c. 電話番号を更新

    プロンプトペイやKMA/KOLは、同一電話番号を複数アカウントに登録できません。

    ご勤務先により、携帯電話番号を後任者へ引き継がれる場合があります。その場合、後任者がプロンプトペイやKMA/KOLに登録できなくなる恐れがあります。出国前にプロンプトペイの解約、KMA/KOLの登録電話番号変更をお願いします。


    また、KMA/KOLのご利用にあたっては、ご登録携帯電話番号でワンタイムパスワード(OTP)が記載されたSMSを受け取る必要があります。帰国後にタイの携帯電話番号を使用されない場合は、OTPを受け取れるように新しい番号への変更手続きを行ってください。

    帰国前に新しい携帯電話番号が分かっている場合は、出国前に変更手続きをお済ませください。海外からお手続きされる場合、追加資料を依頼させていただくことがあります。

  • 電話番号変更手続きの詳細は、こちらの「よくある質問」でご確認いただけます。
    よくある質問 ‐各種お手続き‐
  • d. 不稼働口座にご注意

    普通預金口座は、12 ヵ月連続で入出金取引がない場合に不稼働口座とみなし、入出金ができなくなります。不稼働口座にならないように、少なくとも 12 ヵ月ごとに 1 回、口座を動かしてください。お利息の入金や口座維持手数料の引き落としは入出金に含まれません。

    不稼働口座の残高が2,000バーツを下回っている場合、口座維持手数料を引き落としさせていただきます。残高が0バーツになると、口座は自動的に解約されます。

    ※Krungsri Thai Savings口座は、入出金の有無に関わらず、月間平均残高が20,000バーツを下回った場合に口座維持手数料が発生します。
 

3. まとめ

帰国時に必要な銀行手続きをご理解いただけましたでしょうか。銀行口座に関わることはタイ国内でしっかりと整理し、安心してご帰国ください。

当行では、帰国時は口座及び付随サービスを解約いただくようお願いしています。帰国前に日本へ送金すれば全て完了とお考えの方や、帰国後に資金を送金しようとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。帰国後の口座管理における注意点をご理解のうえ、解約することができないかをよくお考えください。

もし帰国後も口座を維持される場合は、出国前に一度ご来店いただき、必要な準備を整えておかれるようお願いします。

ご不明点などがありましたら、コールセンターまたは支店へお問い合わせください。
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